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ゲーム配信後に動画を残す方法:アーカイブ設定の基本と活用

Tags: ゲーム配信, OBS Studio, アーカイブ, 設定

ゲーム配信に興味をお持ちいただき、ありがとうございます。このサイトでは、ゲーム配信を始めるための準備について、初心者の方にも分かりやすく解説しています。

初めてのゲーム配信に向けて、機材やOBS Studioの設定を進めていることと思います。配信設定の一つとして、「アーカイブ」、つまり配信した動画を保存しておく設定も非常に有用です。

この記事では、ゲーム配信を終えた後に動画として残しておくためのアーカイブ設定の基本と、その動画をどのように活用できるのかについて解説します。

なぜゲーム配信のアーカイブ設定が必要なのか

ゲーム配信はリアルタイムで行われますが、その映像や音声を後から見返したり、編集して別のプラットフォームにアップロードしたりしたい場合があります。この目的のために、配信と同時に映像をPC内に保存しておく設定を「アーカイブ」と呼びます。

アーカイブを設定しておくことで、以下のようなメリットが得られます。

特に、初めての配信で緊張したり、設定に集中したりしていると、後から「あの時どうだったかな?」と確認したい場面が出てくることがあります。アーカイブを残しておけば、そのような疑問にも対応できます。

OBS Studioでのアーカイブ(録画)設定

多くのゲーム配信で利用されているOBS Studioには、配信機能と同時に映像を録画する機能があります。この録画機能を使ってアーカイブを作成します。

OBS Studioを開き、画面右下にある「設定」ボタンをクリックしてください。設定ウィンドウが表示されたら、左側のメニューから「出力」を選びます。

出力設定の確認と変更

「出力」画面では、配信に関する様々な設定を行いますが、アーカイブには「録画」タブの設定が関係します。

まず、上部にある「出力モード」が「基本」になっている場合は、「詳細」に切り替えることを推奨します。「詳細」モードの方が、より細かな設定が可能になり、安定した録画を行いやすいためです。

「詳細」モードに切り替えると、「配信」「録画」「音声」「リプレイバッファ」などのタブが表示されます。「録画」タブを選択してください。

録画タブの主な設定項目

「録画」タブには、アーカイブに関する重要な設定項目が並んでいます。初心者の方がまず確認しておきたい項目は以下の通りです。

その他の項目(例: リスケール出力、カスタム出力設定)は、特別な目的がない限り初期設定のままで問題ありません。

設定時の注意点

アーカイブ動画の活用法

無事にアーカイブ動画を保存できたら、様々な活用方法があります。

まとめ

ゲーム配信のアーカイブ設定は、配信後の振り返りや、動画コンテンツとしての活用に非常に役立ちます。OBS Studioの録画機能を適切に設定することで、安定して配信動画を保存することができます。

今回解説した設定は、アーカイブ機能の基本です。まずは、推奨設定を参考に録画を試してみて、ご自身のPC環境や目的に合わせて徐々に調整していくのが良いでしょう。

設定が完了したら、本番配信前に必ず短い時間のテスト配信を行い、意図したとおりに録画がされているか、映像や音声に問題はないかを確認することをお勧めします。

この記事が、あなたのゲーム配信ライフをより豊かにするための一助となれば幸いです。